脱離した被せ物をセラミックで治療した症例｜練馬区大泉学園の歯医者ならアベニュー歯科クリニック

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症例

2025/05/13

こんにちは、アベニュー歯科クリニック大泉学園の山本です。

今日は前歯の被せ物が土台ごと取れてしまい、セラミックの被せ物で治療した症例をご紹介します。

90代の患者様です。

もともと特に歯は動揺していないのですが、隣の歯との間を接着剤で埋められていました。

左上１番目の被せ物が取れてしまったと来院されました。

歯が根だけの状態になってしまっています。

このままの状態で被せ物を入れると取れてしまいやすいため

本来ならば歯を引っ張り出す挺出処置を行うところですが、

ご年齢を考慮して治療期間が長くなりすぎないよう隣の歯と連結することとしました。

レントゲン撮影を行い、歯の根の状態は問題なく、再根管治療は必要ないと判断しました。

新しくファイバーコアの土台を入れました。

隣の左上２番目の歯の被せ物と金属の土台を取り、こちらにも新しくファイバーコアを入れました。

２本連結した被せ物を試適した状態です。

患者様が右上１番目、２番目の間が接着剤で埋められているところも、

同じく被せ物で綺麗にしたいと希望されたため、合計４本分被せ物を装着しました。

こちらはe-maxというセラミックの材料で、前歯のように透明感を出したい場所に最適です。

色調も調和しています。

治療期間　１カ月半

治療にかかった回数　7回

費用　約６０万円（e.maxオールセラミッククラウン￥132,000×４本、ファイバーコア￥22,000×２本）

リスク　噛み合わせの状態や嚙む力の強さによって破折する場合があります。

引き続きメンテナンスを行っていきます。

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