予防歯科Preventive dentistry
予防歯科
予防歯科
予防歯科の目的は、むし歯や歯周病の発生を未然に防ぐことにあります。
すなわち「痛くなる前、気になる前にケアをする」ということです。
むし歯も歯周病も生活習慣病です。
しっかりとケアをしていけば、悩まされることもありません。
毎日のセルフケアと定期的なプロフェッショナルケアで、
ご自分の歯を大切にしていきましょう。
当院では、担当衛生士、担当歯科医師による予防先進国の
スウェーデン式PMTC予防プログラムを実践し、
お口の中を健康に保つお手伝いをしております。
また、確実で正確なメインテナンスの為、院内歯科衛生士スタッフ全員が拡大鏡を使用しています。
予防歯科に通うことには、次のようなメリットがあります。
- Ⅰご自身の口の中に関心がわきます
- 口の中に何本の永久歯があるかご存知ですか。また、ご自身は何本かご存知ですか。むし歯予防、歯周病予防に、歯ブラシで十分だと思われていませんか。ライフステージに合わせて、口腔ケアに用いる道具は変わります。
- Ⅱ早期発見・治療ができるため最小限の治療が行え歯が保存出来る
- 歯科専門医に定期的に口の中をチェックしてもらうことができるため、むし歯や歯周病も早期に発見・治療ができ、痛みを伴ったり、大掛かりな処置を受けたりせずに済みます。定期的にレントゲンや口の中を写真で記録に残すことで、検診の前後比較を客観的に行うことで、わずかな変化も見落とさず、症状が進行する前に早期治療が行えます。
- Ⅲ歯科治療費や通院回数を抑えることができる
- 予防歯科は「むし歯でもないのに通院する費用や手間がかかるのはちょっと…」と思われがちですが、生涯使っていく大切な歯です。削って直して、詰めなおして、の繰り返しと、予防でご自身の歯を健全なままに使い続ける、トータルの歯科治療の費用はほぼ変わらないといわれています。
- Ⅳ将来、長きに渡って自分の歯で食べられる
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最新の平成28年歯科疾患実態調査で、80歳以上の方でご自分の歯が20本以上ある方が、前回調査の40.2%から51.2%に増加していることなどが分かりました。厚生労働省は、この調査結果を踏まえ、「8020運動」を含む歯科口腔保健施策を今後も推進していくようです。自分の歯で食事ができ、咬み応えが感じられ、味わうことは美味しさが違います。歯があることで、顎の周りの筋肉が衰えず、全身の筋力のバランスを維持させることやアルツハイマー症の発症を減少させることも研究でわかっています。当院の予防歯科プログラムは専任の衛生士とドクターにより、ライフステージに合わせた治療計画を立てています。
機材紹介・唾液検査の必要性・予防歯科の大切さ
※音がでます。
予防歯科ではどのようなことをするのか
予防歯科は、歯科医院で行うことと、
ご自身で行っていただくセルフケアの2つの柱が重要になります。
予防歯科では、主に次のことを行っています。
PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)
定期健診
定期検診と定期検診の間隔は、むし歯・歯周病のリスクファクターから導かれます。
・歯茎のチェック
・はみがきのチェック
・むし歯のチェック
・歯周病のチェック
・歯石や歯垢の除去
自宅ケアの指導
予防歯科というと、歯科医院でメンテナンスを受けるイメージがありますが、実際は「歯科医院での定期メンテナンス+自宅でのセルフケア」の両方がそろってはじめて意味を成します。しかし、自分流のセルフケアではむし歯・歯周病予防が不十分であることも多いものです。ほとんどの人が、実は正しい歯磨きができていないということも多いのです。そこで、歯の専門家から自分の歯並びや歯の特徴を踏まえた上での指導を受けることで、むし歯や歯周病などを回避するポイントを知ることができるのです。
また、予防歯科先進国のスウェーデンでは、歯ブラシだけでなく、デンタルフロスなどの道具を併用してセルフケアするのが当たり前になっているといわれています。
こうした使い慣れていない道具についても、歯の専門家から使い方の説明を受けられます。


しかも自己流の歯磨きには磨けない箇所が毎回同じところに残ります。 その為、当院では必ず最初に歯科衛生士が、お一人お一人の歯のサイズ、歯と歯の隙間、歯の生え方、並び方などに合わせた清掃道具の選び方と、当て方をご指導させていただいております。
なぜなら狭いうえに見えにくい口の中で自在に動かすのは難しいからです。 そしてそれらを実践して頂き、ご自身で口腔内をキレイな状態にできるようにしていきます。
ホームケアを徹底し、日々ご自身でのブラッシングで歯垢(プラーク)を落とし、歯石(歯ブラシで落とせなくなった汚れ)にさせないこと、むし歯を作らないことが今後むし歯や歯周病を繰り返さないためにも大切です。


- 1ホームケアのチェック
- 2カリエス(むし歯)チェック
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3歯周ポケット精密検査
歯周病になっていないか、進行していないかを見ます。 - 4超音波 ハンドインスツルメントによるバイオフィルムの除去 バイオフィルムの除去を行うことで、お口の中の環境を整える。
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5専門家によるクリーニング
専用のクリーニングジェルを使用し、着色除去、仕上げ研磨をします。 - 6高濃度フッ素塗布(市販で売っている歯磨き粉の最高濃度が1450ppmに対して、当院で塗布するフッ素の濃度は9000ppm)定期的に塗布することで、むし歯になりにくくなります。
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7歯科医師、歯科衛生士による口腔内全体のチェック
1年に1度必ずレントゲン写真をお撮りして、むし歯や歯周病がないか、進んでいないかを確認していきます。
自己流のブラッシングでは同じ場所に磨き残しを残してしまう為、歯科衛生士によるチェックを受けてモチベーションを再度上げていきましょう。


1分間で3000~7000回で高速回転あるいは振動するもの。
1分間で2万回~3万回の高速で振動をするもの。
1分間に120万回以上の超音波の振動が発生するもの。 当院では2にあたる音波ブラシのフィリップスソニッケアーを販売しております。 メリットはソニッケアーシリーズは本体を購入して頂き、患者さんの口腔内に合わせてブラシの形状をご提案させて頂くものとなっております。 また歯ブラシに比べると圧倒的に清掃効率が良いです。 デメリットとしては本体の重さによる当て方の難しさと、本体及び交換用ブラシのコストです。 しかし、上手に扱えれば手動歯ブラシの10倍もプラーク(歯垢)を除去でき、歯肉からの出血も減少するという報告もあります。




一般歯科をはじめ小児歯科、予防歯科、義歯、インプラント、美容歯科、セレック、矯正歯科など、幅広い診療に対応
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