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【症例12】コンポジットレジンで最小限の切削治療

歯科治療について,症例

2023/12/08

こんにちは、アベニュー歯科クリニック大泉学園院長の高野です。

本日は歯と歯の間にできたむし歯の処置をご紹介します。

予防歯科を続けていくと、

通院されている患者さんに、大きな穴を開けたむし歯がいきなりできるということは、
日常の臨床現場で見かける機会は、ほぼなくなっております。

むし歯リスクをコントロールして、予防を継続できている証なのではないかと考えております。


一方で、歯と歯の間の見えない部分は継続して管理していく必要がある部位の1つです。

初期のむし歯であれば、フロスとフッ化物の応用で再石灰化を目指していくのですが、
ときどき進行して処置が必要になることも。。

処置に踏み切るか、経過を観察していくか。

当院では拡大鏡による視診に加え、
ダイアグノデントというレーザー光で診断できる装置を用いています。
処置したほうがよい段階なのか、経過観察してもよい段階なのか、数値で確認できます。


ダイアグノデントの実際の場面はのちのち衛生士さんに紹介してもらうとして、
今回はなるべく歯を削らずに、むし歯の部分だけをコンポジットレジンを重点するむし歯治療を紹介します。






むし歯がレントゲンで歯と歯、〇印のところに確認できます。
このくらいだとあまり症状が出ていないことも多いです。
自覚症状がほとんどないので、定期検診を受けていない方はむし歯の存在に気付かないかもしれません。



ここからむし歯を取っていきます。




黄土色の部分が、酸で無機質が溶かされてしまい、柔らかくなってしまった象牙質です。




硬い部分が触れられるところまで除去していきます。






当院では、エッチングの前にエナメル質のセレクティブエッチングを行っています。
境界面の接着力が格段に高まるので、着色や剥離がしにくく長持ちを期待しています。


咬み合わせの調整で赤い紙を咬ませ、形態の修正と研磨して完成。

治療時間30分程度です。


接着の進歩でMI(ミニマルインターベンション)ができるようになりました。
なるべく負担の少ない方法で治療を進めていきたい、という患者さんの希望に応えられる治療ができるようになりました。




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