むし歯Tooth decay

虫歯

むし歯

虫歯むし歯の治療について

一般的にむし歯治療においては『保険診療』=『銀歯』という図式で
認識されていましたが、近年歯科用金属から脱却の流れが保険診療でも
見られるようになって来ました。

背景として
■メタル特有の劣化が生じ、二次むし歯と口臭の原因になる。
■金属アレルギー発症のリスク。
■治療の繰り返しで治療費用がかさむ。
■歯科用金属の価格高騰で国民医療費が逼迫。
■メタルを扱う技工士の減少。
■審美性に難がある。

上記のようなものが挙げられます。
当院ではドクターの技術研鑽と最新機材、材料の導入により、世界基準の歯科治療を提供できるよう、メタルを極力使わない診療を推進してまいります。
一例としてCAD冠の導入、院内セレックシステムの導入、強度重視のものから審美性重視のものまで耐久性に優れたジルコニアクラウンの多彩なラインナップがあります。やはりCAD冠を除き『自費診療』が多くなりますが、カウンセリングの上、費用対効果に見合う材料をご自身で選択頂けるようになっております。

虫歯

むし歯について

むし歯の段階と症状むし歯の段階と症状

エナメル質の中のむし歯(C1)
硬いエナメル質ですが、歯ブラシだけでは溝の深いところや
歯と歯の間に汚れが残ってしまうことがあります。
放置してしまうと、初期のむし歯ができ始めますが、
この段階では痛みはありません。

この段階では、フロスをしたりフッ素を塗ったりと、
予防処置をすることでむし歯が大きくなるのを防ぐことが出来ます。

最近は予防歯科といってむし歯にならない対策がたくさん考えられています。
定期検診で歯医者さんに通院して、クリーニングを続けることも
その1つです。

むし歯の段階と症状

象牙質に進んだむし歯(C2)象牙質に進んだむし歯(C2)

象牙質の中まで進行したむし歯は症状が出てきます。
代表的なものとしては
「冷たいもので歯がしみる」
「ときどき疼く感じがする」
「ジャリッと白い破片が口の中から出てくる」
「歯が欠ける」
といった自分でもわかる症状です。

このくらいの大きさの場合は、
CRやダイレクトボンディングといった直接修復が最近の主流です。

象牙質に進んだむし歯(C2)

↓

このくらいまで進行すると、
食事中にご飯を咬むと痛い感覚も出ることが多くなります。
むし歯を取り切ったときに神経に近い位置まで削っているので、
術後に痛みが出ることがあります。

術後に冷たいものが一時的にしみる程度であれば
経過を見て改善することもあります。
温かいものがしみたり、何もしていないときに痛むと、
神経の処置になることもあります。

治療処置、詰め物を入れたのち、インレーでの修復を行うか、
痛みが出たら神経の処置へ移行します。
また、この段階からむし歯の再発(二次う蝕)を繰り返すと、
同様に神経を取る治療に進んでしまいます。

むし歯の段階と症状

歯髄まで進んだむし歯(C3)歯髄まで進んだむし歯(C3)

いわゆるむし歯の痛みが出てくる段階です。
冷たいものだけでなく温かいものを口にすると持続的に痛みが出てきます。
何もしていなくてもズキズキと痛む、夜になると痛みが強くなり、
寝れなくなったり痛み止めが効かなくなるくらいまで痛むこともあります。

一説によると、むし歯の痛みというのは
人間の耐えられる痛みの中で2番目に痛いといいます。
それくらいの激痛が出ますので、いざ処置をしようとしても
麻酔が効きにくかったり、術後に痛みが残ったりすることがあります。
ここまで大きなむし歯になる前に歯医者さんにかかってください。

この段階まで達してしまったむし歯は、神経の処置(PE)をして、
土台を入れてかぶせものにします。

歯髄まで進んだむし歯(C3)

骨の中に膿をつくるむし歯(C4)骨の中に膿をつくるむし歯(C4)

激痛の時期をこらえると痛みがなくなります。
しかし歯が治ったわけではなく、歯の終末期になっただけです。

神経が死に、根の中を口の中の細菌が汚染するため、
根の先の歯を支えている骨の中に膿が溜まります。
この状態で放置すると全身に細菌が回ってしまいます。

この段階だと抜歯になることもあります。
抜歯した後はブリッジ、インプラント、義歯などを使って
生活することになります。

骨の中に膿をつくるむし歯(C4)

根の治療について

むし歯が神経まで進行した場合、よく耳にする『根の治療』が行われます。
根の治療で行う歯の中の神経は細く入り組んだ形状をしています。
途中で曲がっていたり枝分かれしたりしている上に、歯それぞれに違う形状をしているため、細部までを肉眼で確認することが困難です。
さらに、そういった個々の複雑な形状に併せて治療しなければならないためマイクロエンドの治療にはミクロ単位の歯科技術が求められてきます。
歯科医療の先進国・アメリカでは、ほぼ100%の歯科医院がマイクロスコープを導入していますが、日本における導入率はまだまだと言わざるを得ません。
マイクロエンドで治療の確実性は間違いなくアップすると分かっていても、なかなか普及しない理由は根の治療が『保険診療』で行えて当然と言うマイクロスコープのない時代の既成概念と、機器そのものが高額な上に直径0.5ミリもない歯の中の神経を取り扱う操作も難しく、取り扱うにはドクターの相当のトレーニングと知識が必要だからです。
歯の神経を取る抜髄や、なかなか治らない根尖病変のある根管治療、深いむし歯治療など、すべてをマイクロエンドで行うのがベストです。
ただし、すべての根管治療をマイクロエンドで行うと費用がかさんでしまうことから、当院では、患者さんと相談をしながら治療方法を選択していただけます。

根の治療の流れ

治療の開始治療の開始

歯の神経まで感染したむし歯の治療です。
ここまで進行すると、神経を取って、コア(土台)を入れて、
クラウン(かぶせもの)で歯を修復する治療になります。

治療の開始

感染部位の除去感染部位の除去

黒いところが感染した神経です。
若干根の先に膿の袋ができています。
ヤスリのような細い道具を使って、
感染した部分を取り除いていきます。

感染部位の除去

根と神経の掃除根と神経の掃除

細い根の中を、少しずつ掃除していきます。
歯の種類によって、神経の本数は違います。
前歯だと1本ですが、奥歯だと4本かそれ以上あることもあります。
個人差で本数や形が違うので、治療の進み方や回数に幅があります。

根と神経の掃除

1つ目の根の掃除 完了1つ目の根の掃除 完了

1つの根の掃除が終わりました。
残りの根の掃除も同様に行っていきます。

1つ目の根の掃除 完了

二次処置の開始二次処置の開始

すべての神経の処置が終わりました。
根の先にあった膿の袋がなくなっています。
咬んだときの痛み、刺激による痛みがなくなっていれば、
根の治療は終わりになります。

二次処置の開始

防腐剤の導入防腐剤の導入

症状がなくなったので、根の先から防腐剤を詰めていきます。
きちんと詰められているか、レントゲンを撮影します。

防腐剤の導入

コア(土台)の設置コア(土台)の設置

神経の処置が終わった前歯を例にご紹介いたします。
防腐剤が詰められたあとはコア(土台)を立てていきます。

コア(土台)の設置

歯根破折の防止歯根破折の防止

グラスファイバーか金属の土台を差し込みます。

神経を処置した歯は、例えるなら枯れ枝に近い脆さがあります。
そのため、グラスファイバーなどの弾性をもつ材料で
土台立てをすることで歯根破折を防ぐことができます。

歯根破折の防止

かぶせものの装着(完成)かぶせものの装着(完成)

グラスファイバーか金属の土台を差し込みます。

神経を処置した歯は、例えるなら枯れ枝に近い脆さがあります。
そのため、グラスファイバーなどの弾性をもつ材料で
土台立てをすることで歯根破折を防ぐことができます。

かぶせものの装着(完成)

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